代表挨拶 MESSAGE

伝統を探り、新しきを創造し、心豊かな社会の発展に貢献する

代表取締役 鈴木 隆之

堀田丸正株式会社は1861年(文久元年)に呉服問屋として創業し、時代の流れとともに事業領域を拡縮しながら、160年以上の歴史を紡いでまいりました。これまで、幾多の難局を乗り越え、今もなお存続できていることは、当社を支えて下さったお客様、社員、お取引先様、株主様をはじめ、多くのステークホルダーの皆様からのご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

創業時の日本は幕末で、様々な動乱があり、そして大政奉還や王政復古の大号令が出されるなど激動の時代でした。その後も幾多の戦争、大震災、昭和の大恐慌など、幾度も事業存続が困難な局面を迎えながらも、社員一丸となって創意工夫を重ね、変化対応し、事業を継承しつづけてきたこと、その中で積み重ねてきた信頼と実績は私たちの財産となっています。
和装、洋装、意匠撚糸等、事業領域は多岐に渡りますが、お客様一人ひとりの心に響く商品、サービスをお届けしたいという想いは共通です。
長きに渡り、商いを続けてきた私たちだからこそ、継承してきた伝統やモノの本質を探ることができ、そこから今の時代にあった新たな価値創造ができるのだと考えております。

時代、環境とともにお客様のニーズは変わっていきます。またそのニーズは昨今、多様化しているともいわれます。今般、定めた5つのOUR VALUESのひとつに「多様性の尊重」がございます。性別・人種・国籍・年齢・SOGI(性的指向・性自認)・障害の有無や価値観など、様々な特徴を有する「個」はそもそも多様であり、誰しもが多様な人間のひとり。互いにその多様性を尊重することこそが、多様化するニーズに対応することを可能とします。
企業の存続は変化対応がすべてです。
私たちは、常に革新とともに変化対応し続け、私たちがお届けする商品・サービスを通じて、心豊かな社会の発展の貢献してまいります。